当ページをご覧いただきありがとうございます。不動産流通システム、REDSエージェント、宅建士の柳澤です。
上記グラフは2025年1月14日に不動産流通機構より発表された、城西地区成約㎡単価と日経平均株価を表にしたものです。株価上昇と合わせて不動産市況も強い上昇トレンドとなっております。
(写真はイメージです)
2024年12月度首都圏のマンション成約実績
2024年12月度首都圏のマンション成約実績を以下にまとめます。
成約件数は前年同月比で+7.4%(11月に続き2カ月連続上昇)
成約㎡単価は前年同月比+4.3%(20年5月から56カ月連続上昇)
成約価格は前年同月比+3.2%となりました。
都内各地区の市況
●城東地区
前年同月比で成約件数-2.6%
成約㎡単価は前年同月比+6.8%(2018年12月から72カ月連続上昇)となっています。
●城西地区
前年同月比で成約件数-2.1%
成約㎡単価は前年同月比-3.5%(2021年2月から47カ月ぶりの下落)となっています。
●城南地区
前年同月比で成約件数+9.2%(2カ月連続)
成約㎡単価は前年同月比+5.1%(2カ月連続)となっています。
●城北地区
前年同月比で成約件数+2.2%
成約㎡単価は前年同月比+9.5%となっています。
2024年12月度首都圏の戸建て成約実績
続いて2024年12月度首都圏の戸建て成約実績を以下にまとめます。
首都圏の成約件数は前年同月比+8.0%となり、11月に続いて前年同月比を上回りました。
成約価格は前年同月比で+4.4%となり、11月に続いて前年同月比を上回りました。
新規登録件数は前年同月比で-3.9%下落し、11月に続いて前年同月を下回りました。前月比は+0.2%です。
在庫件数は前年比で2.2%下落し、2023年6月から19カ月連続で前年同月を下回りました。前月比も0.9%の減少となりました。
首都圏地域別成約件数
首都圏地域別中古戸建て成約件数を以下にまとめます。
●東京都区部
+20.2%の2桁増加となり、12カ月連続で前年同月比を上回っています。
●多摩地区
+18.2%の2桁増加となり、11月に続いて前年同月を上回りました。
●神奈川県の横浜・川崎市
+10.1%の上昇となり、11月に続いて前年同月を上回りました。
●神奈川県の他地域
+16.5%の2桁増加となり、11月に続いて前年同月を上回りました。
●埼玉県
5.9%増加し、11月に続いて前年同月を上回りました。
●千葉県
-10.2%の2桁減となり、7カ月ぶりに前年同月を下回りました。
首都圏地域別中古戸建て成約価格
続いて首都圏地域別中古戸建て成約価格について記載します。
●東京都区部
前年同月比で6.7%上昇し、11月に続いて前年同月を上回りました。
●多摩
9.1%上昇しました。
●神奈川県横浜・川崎市
3.6%下落し、3カ月連続で前年同月を下回りました。
●神奈川県他地域
15.2%の2桁上昇となり、3カ月ぶりに前年同月を上回りました。
●埼玉県
12.0%の2桁下落となりました。
●千葉県
4.4%の下落となりました。
まとめ
マンションについては区部でも成約件数の鈍化、成約㎡単価の上昇がひとつのトレンドになりつつあります。
一方で、中古戸建てにおいては件数・成約単価ともに強い上昇傾向があります。
中古戸建てはマンションと異なり、駅からの距離も幅広く、価格を決める要素(築年数・地型・道路付け・道路との高低差・周辺施設との位置関係・擁壁の有無・修繕履歴の有無・ハウスメーカー・駐車場のサイズおよび有無)など個別要素が強いため、判断が難しいですが、このまま成約件数および成約単価の上昇が続くようであれば明確な上昇と捉えられるかと存じます。
個人的に気になる点といたしましては、先月度もブログで記載しましたが【マンションの成約件数の下落】です。 今までは過去の成約事例よりも高く売れる傾向にありましたが、成約件数の下落が続くようであれば、成約しやすい地域・成約まで時間を要する地域の二極化が強くなっていくと考えます。
上記グラフのように不動産市況は経済と強い結びつきを表しております。円安も一時158円まで進行しましたが、1月中旬には157円前半まで円高が進行しています。
不動産市場は為替や株価と違い、一気に動く市場ではございませんが、長期的な目線でみると影響を受けてきます。乱高下している状況になりますので、今後の経済ニュースにもご注目ください。
最後に
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