子育て世帯を支援! 2025年に始まる「グリーン住宅支援事業」を解説 | 仲介手数料無料のREDS

REDSエージェント、宅建士の由里拓也です。2025年より新たに始まる「子育てグリーン住宅支援事業」について解説します。

グリーン住宅支援事業

(写真はイメージです)

子育てエコホーム→子育てグリーン住宅

2024年11月、「子育てエコホーム支援事業」が受付終了となりました。この事業は、物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯を支援し、省エネ性能の高い新築住宅の取得や住宅の省エネ改修を促進するもので、「2050年カーボンニュートラル」の実現を目指した取り組みでした。

2025年より新たに「子育てグリーン住宅支援事業」が始まります。この事業は、2024年11月22日以降に着手された対象工事(新築:基礎工事以降、リフォーム:リフォーム工事)が対象となります。

この支援事業は新築住宅について「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」(GX志向型住宅)の導入や、2030年度の「新築住宅のZEH基準の義務化」に向けた取り組みを支援します。

支援対象と条件

新築住宅

【GX志向型住宅】

●補助額:160万円/戸

●要件
1.断熱等性能等級「6以上」
2.再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
3.再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
 ※寒冷地等に限っては75%以上(Nearly ZEH)も可。
 ※都市部狭小地等の場合に限っては再生可能エネルギー未導入(ZEH Oriented)も可。
 ※共同住宅は、別途階数ごとに設定。

【長期優良住宅・ZEH水準住宅】

●補助額:
・長期優良住宅:最大100万円/戸
・ZEH住宅:最大60万円

●要件
1.断熱等性能等級「5以上」
2.再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減率「20%以上」

既存住宅(リフォーム)

  • Sタイプ(必須工事3種の全実施):上限60万円/戸
  • Aタイプ(必須工事3種のうち2種実施):上限40万円/戸

必須工事とは開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、エコ住宅設備の設置のことです。

まとめ

2050年のカーボンニュートラルに向けた取り組みとして、省エネ住宅の普及とリフォームの支援は重要なステップです。これから住宅の購入やリフォームを検討される方は、ぜひご活用ください。

以上、ご参考になりましたら幸いです。弊社、不動産流通システムでは、諸経費の中でも大きな金額となる仲介手数料が「必ず割引もしくは無料」となります。住宅資金のご相談もお気軽にお問い合わせください!

※参考資料

・子育てグリーン住宅支援事業 関連(長期優良住宅、ZEH水準住宅、リフォーム関連)
TEL:03-5253-8111
・子育てグリーン住宅支援事業関連(GX志向型住宅関連)
TEL:0570-028-341
・高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金及び既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業関連 
TEL:03-3501-1511
・断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業等関連 
TEL:0570-028-341

 

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