(公財)東日本不動産流通機構は16日、2015年4?6月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期間の首都圏中古マンション成約件数は8,930件(前年同期比8.4%増)と5四半期ぶりに前年同期を上回った。都道府県別では、東京都4,410(同9.5%増)、埼玉県1,088件(同8.4%増)、千葉県1,118件(同0.9%増)、神奈川県2,314件(同10.4%増)といずれも増加。取引量シェアは東京都区部が39.4%を占めた。
成約単価は、1平方メートル平均45万700円(同7.1%上昇)で10四半期連続で上昇した。成約物件価格は、2,878万円(同6.7%上昇)で11四半期連続の上昇。成約物件の平均専有面積は63.85平方メートル(同0.3%減)と減少した。成約件数の平均築年数は20.19年(同0.43年増)とほぼ横ばい。新規登録件数は4万3,244件(同8.9%増)であった。
中古戸建住宅の成約件数は3,160件(同11.0%増)と7四半期ぶりに増加。成約平均価格は2,993万(同3.9%上昇)となった。
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