菅野です。今日は住宅ローンの「フラット35」についてのトピックです。
今春に住宅金融支援機構のホームページに発表された内容で、注目すべきものがございました。
住宅ローン商品の「フラット35」に団体信用生命保険が付く、というものです。
まず前提としてのご説明です。
「フラット35」というのは、住宅金融支援機構が一般金融機関とタッグを組んで提供する住宅ローンです。
借りている期間ずっと、金利が変わらないというところが特徴で、金利上昇の雰囲気を感じる最近に、かなりの人気となっております。
今回、団体信用生命保険(通称「団信」といいます)が付くことになる、というのがニュースになっておりますが、なぜでしょうか。
実は、フラット35は「団信」加入の義務はありません。
ですので、フラット35で「団信」に加入する場合、別途お金を年払いで負担して加入するという方法をとっていました。
そのため、払い忘れなどで保証が受けられなくなったり、年払いということで負担が大きく感じられたりするというデメリットがございました。
そこで、今年の10月より、団信が金利に含まれるタイプの「フラット35」が始まるそうです。
ただ、今までは団信加入義務がなかった為、都市銀行などで借りることのできない持病のある方などがフラット35を利用していました。
こういった人は今後救済されないのでは?という疑問が生まれます。
しかし、どうやら団信が付保されていないタイプのフラット35も利用できるようで、そこは一安心です。
一般の銀行に比べて、金利が高いと言われる「フラット35」ですが、今後、金利の上昇が予想される昨今では、十分に魅力のある住宅ローンと言えるでしょう。
フラット35のプレスリリースです(PDF注意)。
http://www.jhf.go.jp/files/300334039.pdf
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