【仲介手数料最大無料】の不動産流通システムREDS マンション管理士・宅建士・2級FPの津司徳義(つしのりよし)です。
国土交通省が5年に一度の間隔で「マンション総合調査」というものを実施しています。
興味深いデータがございましたのでご紹介させていただきます。
以下はマンションに対する永住志向の変化を表したグラフです。
マンション居住者の永住意識は高まっており、平成30年度は62.8%の居住者様が「永住するつもりである」としています。平成5年度と比較すると倍増しています。
永住を考えている方は右肩上がりのようです。
次はご購入時に買主様が何に重点を置いているかという資料もございましたのでご紹介いたします。
不動産のプロ、特にマンション管理士としての私の視点からは驚くべき残念な結果でした!
1位:駅からの距離など交通利便性(72.6%→納得できます)
2位:間取り(63.7%→納得できます)
なんと
11位:共用部分の維持管理状況(11.5%→全く納得できません!)
さすがに11位は低すぎます!しかも11.5%も低すぎます!(優先順位はともかく100%のお客様に意識してほしい要因です)
永住するならもちろん、将来物件を高く売るためにも管理の状態は知っておかなければいけない最重要項目の一つです。
なぜこんなに低いのかそれはお客さまの責任ではありません、残念ながら日本の不動産業界、営業マンの責任です!
営業マンが管理の重要性を伝えることをしないのです。単純に知識がない(おそらく不動産営業マンの80%にあたります)、内容が悪いのでかくしたいなど様々です。
REDSのお客様には知らず知らずのうちに管理の悪い物件を購入して将来に問題を抱えてほしくはありません!
アメリカではマンションの管理状況は公開されており、管理の良くない(マンションの財政状態の悪い)物件には住宅ローンはつかないそうです。
私はマンション管理士という管理のプロフェッショナルの立場から中古マンション購入時の管理の大切さを常にみなさまに意識していただきたいと思っています。
正しい方法、より良いアプローチで不動産購入を進めることで「より良いお住まい探し」の可能性は高まるはずと考えています。!
今回の私からのご提案は「管理状況の良しあしも立派な重点項目です!決して11位では無い」というという事です。
今回のブログがみなさまのお住まい探しのプラスになれば幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
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