皆様こんにちは。REDDS不動産流通システムの渡部です。
GWは【ステイホーム】、緊急事態宣言が延長されましたが一丸となって乗り切りましょう!
さて土地を買うときは地名に気を付けろ、という話はよく耳にすることがあると思います。
「沢」、「落」、「津」、「洲」などのサンズイの地名は水に由来があり地盤に注意とか、よく言われていますね。
過去の土地の状況に応じて地名が付けられていたことは事実でしょうから地名にも土地の歴史や情報が反映されていると考えることは自然なことです。
昔宅建協会の講習に出た時に講師の方から聞いた話では「赤」の付く地名は「赤土」に由来していて関東ローム層などの粘土状の土地を表しているということでした。
「赤坂」、「赤塚」、「赤堤」、「赤羽」、「赤城元町」など、東京都内には「赤」が付く地名は結構あります。
調べるとこうした町名は確かに「赤土」に由来していることが多いようですね。
「赤土」質の土地は一般に住宅地盤としては良好なことが多いようで、土地にとっては好ましい由来といえそうです。
港区に都営大江戸線の「赤羽橋」という駅があります。
近くに人気校として知られる「港区立赤羽小学校」などがありますが、現在の住所は三田や芝ですがあのあたりはかつては「芝赤羽町」と呼ばれていたとか。
やはりこちらも「赤土」に関連する由来があるようです。
都内はじめどの地域でも旧町名が消失して「~丁目」などに単純化されてしまいこうした関係性は見えにくくなってしまったところがあります。
自然災害の増大がささやかれる今日、皆様も土地の購入や引越しの際はその土地の旧町名を調べてみると様々な情報が得られるかもしれませんね。
ただ地盤のサウンディング試験の結果報告書などを仕事上よく見かけますが、一般に地盤が良好とされる地域でも数メートル場所が違えば試験結果は全く異なることも多いです。
大まかな目安や地域性の理解には役立てられても検討する物件の地盤を保証するものではありませんので注意が必要です。
REDSでは情報会社との提携でお客様の希望により過去の土地の履歴を調べるサービスも利用可能です。
関心がある方はお気軽にご相談ください。
それではまた。
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