とある都心のマンションの価格査定で分かったこと | 仲介手数料無料のREDS

こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田です。

 

この2~3日で急に寒くなりましたね。

寒くなると空気の湿度が減るため、新型コロナが拡がりやすくなるそうなので、

今年は寒さ対策だけでなく、新型コロナの対策もますます気を付けなければいけませんね。

 

ところで、先日、とある都心の築浅のマンションの価格査定を行わせて頂きました。

 

不動産の価格査定を行う際に一番重要となるのは、価格牽連性の高い成約事例の収集になります。

対象物件と類似性の高い成約事例をどれだけ集められるかが、価格査定の精度に直結します。

この為、価格査定において成約事例の収集とその価格形成要因の分析は極めて重要な工程となります。

 

面積、方位、形状、道路付、建物の構造、品等、階数、用途、間取り等、これらの類似性の高い成約事例の収集を行います。

(物件により注視すべき点が異なりますので、その見極めと判断も査定に際しての重要なポイントとなります)

 

マンションの査定の場合、価格牽連性が最も高いのは、やはり同じマンション内の同規模のお部屋の成約事例です。

 

今回の物件は、同じマンション内での成約事例が公的データベース(REINZ)内に多数登録されている物件でした。

 

そこで、対象マンションの過去数年分の成約価格を調べて、新築分譲価格を100として、何パーセントの値上がり率になっているかを調べたところ、3年前の成約事例では、新築分譲価格の130%程度の水準が成約価格となっていたのですが、直近1年の成約事例では160%程度の水準で成約してしている事が分かりました。

 

こちらのマンションは、都内の一等地にある物件ですが、特殊な物件ではありませんので、本件の存するエリア、ならびに本件と競合するエリアにある都心のマンションでは、同じ様な価格の推移になっている可能性が高い思われます。

 

前からブログの中で、「都心のマンションは値下がりしにくい傾向が続くと思われます」と書いてきましたが、このコロナ禍の下でも価格水準が全く下がってないって、凄いですね…

(今回は「リーマンショック」の時とは大違いですね)

 

では、また。

 

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