菅野です。
GW休み中に片付けをしていたら、昔、私が借りた部屋の賃貸契約書が出てきました。
不動産賃貸・売買の仲介をする際には、不動産業者は「重要事項説明書」(以下、「重説」と略します)を作って説明をしなければなりません。
借りたときの重要事項説明書が面白かったのでアップします。(個人情報は削除してます、悪しからず。)
最初に借りたのが、調布のワンルームマンションでした。
平成6年(1994年)の重説です。これ一枚です。
これ重説じゃなくて精算書だろ、というような内容です。
当時はこの程度でよかったのだなぁと思うと、うらやましい限りです(苦笑)。
家賃の日割りが多めに取られてて笑いました。ちゃんと確認しろ、当時の俺!
うっすらと覚えているのは、雑誌で物件を探して新宿の業者にいったら、玄関のナンバーロックの番号と地図を渡されて、直接一人で現地に行かされて内見したことです。
私、めっちゃカモでした(笑)。
案内もなくてこの重説で家賃一か月分の仲介手数料がもらえて、不動産業者にとっては良い時代だったのだなあと思います。
その5年後に今度は金町でアパートを借りてます。
平成11年(1999年)の重要事項説明書です。
少し内容が充実してきます。(エイブルさんです。)
重説の裏面です。契約解除に関する事項などが記載されています。
暴力団排除の文面もあります。
預り金1000円が意外にも良心的と思えてしまいます。
ただ、これでも今の重説からすると説明不足です。枚数で考えるのもなんですが、少なくとも表裏2枚くらいになりますでしょうか。
東京都の場合には、重説に加えて「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書」というものも交付されます。
また定期借家契約の場合には、その説明書も別途交付が必要です。
実はこの2年後に家を買っているのですが、さすがにその重説はお見せ出来ません。(すみません)
でも、その時の売買の重説も結構簡単だったので、今見返すとビックリです。
規制が強化されれば、業者のやることは増えます。
その分、皆様の取引は安全になっているはずです。
(本当かな?ホームインスペクションのあっせんとか、重説には要らないよね。)
あと、家賃高かった!今の家賃はかなり下がっているんだなぁと本当に実感しました。
デフレだったんだなぁ、失われた20年!
雑感ばかりで失礼しました。
以上、本日も私のブログをお読みいただき有難うございます。
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