みなさま、こんにちは。
《仲介手数料無料または割引》【REDS】不動産流通システムの下山聡です。
6月20日に期限を迎える東京や大阪など10の都道府県への緊急事態宣言について、政府は宣言を解除または「まん延防止等重点措置」に移行する方向で調整を進めているそうです。
不動産業界においては、日本にもウッドショックが表面化しております。
需給の逼迫によって木材価格が平時の数倍に急騰するのが「ウッドショック」です。
アメリカでは、2020年夏ごろからささやかれ始め、日本では2021年3月ごろから表面化し始めました。
その影響で、木材市場は過去最高値で取引されております。
ウッドショックの背景には、住宅ローン金利の低下やテレワークの浸透により、アメリカの住宅需要が拡大したことがあげられます。
コンテナ不足や貨物船の減便も重なり、木材の供給網が停滞を余儀なくされたことも需給逼迫に拍車をかけました。
日本では近年、輸入材の増加とともに国産材の供給量が減っております。
ウッドショックを受けて国産材を増産しようにもそう簡単にはできないようです。
輸入材の供給が減り、国産材に切り換えることもできないため、材木市場の高騰が余儀なくされたようです。
私達が心配するのは、住宅価格への影響と住宅の引渡までの期間です。
プレカットメーカーからのコメントによりますと、
「7月から需給は改善されていくが、価格は年内は高値が続きそうだ」との予想。
2022年の春ごろまで、国内でウッドショックの余波が続くことになりそうとのことです。
建売住宅や、注文住宅の購入お考えの方は、参考にしていただけますと幸いです。
それでは、またお会いしましょう。
【REDS】不動産流通システムの下山でした。
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