菅野です。
本日の東京カンテイ市場調査部の記事です。
高層階ほど価格が高くなるタワーマンションですが、新築では“価格の平準化”が進んで低層階の割安感はかつてほど無くなっています。これから新築・中古タワーマンションの低層階住戸を購入する場合には、「高層階よりも大きな値上がり」はあまり期待できないかもしれません。https://t.co/Q3sHICcE7Q pic.twitter.com/NHMpSrtTAW
— 東京カンテイ 市場調査部 (@tokyo_kantei) November 1, 2018
記事によりますと、2000年台前半築の高層マンションについては、低層階の物件と高層階の物件の価格差が大きく、その後(中古で売却した時)の値上がり幅が低層階のほうが大きいという傾向があったそうです。
ただ、2000年台後半から平準化が進み、中古売却時の価格の上昇率は上層階も下層階も大きく変わらなくなってきているそうです。
これは高層マンションの成約事例が積みあがってきたことによる価格設定のノウハウの向上がその要因だそうです。
また、建築コストが上昇している分を低層階の価格にも転嫁しているという分析もあるようです。
今まで、高い階のほうが高く売れると思って買われていた方も多いかもしれませんが、実態としては低層階の物件のほうがその後の価格上昇率が高かった、というのは面白い事実です。
ただ、その恩恵を受けようとしても今からでは遅いってことをこの結果は伝えており、なんだかんだ言っても早めに物件を買った方が勝ち、という事実に変わりはないのかなぁと思います。
「迷っているなら買え」
はもしかすると今の時代にも当てはまる格言なのかもしれません。
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