こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
本日は2022年(令和4年)4月の首都圏の不動産市況について書かせていただきます。
5月13日(金)(公財)東日本不動産流通機構は、2022年4月の首都圏不動産流通市場動向について発表を行いました。
「Market Watch サマリーレポート 2022年4月度」
(公益財団法人 東日本不動産流通機構 2022年5月13日 発表)
発表内容のうち、首都圏の中古マンションと中古戸建てについての概要は下記となります。
首都圏の中古マンションについて
成約件数:3,094件 前年比マイナス9.7%、4 ヶ月連続で前年同月を下回っています。
成約価格:4,363万円 前年比プラス14.0%の上昇、 20 年 6 月から 23 ヶ月連続で前年同月を上回っています。
成約単価:68.72万円/㎡ 前年比プラス 16.3%の上昇、20 年 5 月から 24 ヶ月連続で前年同月を上回っています。
成約平均面積:63.50㎡ 前年同月比マイナス1.9%の縮小。
新規登録件数 14,226 件 前月比プラス2.7%の増加。
在庫件数 37,360 件 前年同月比でプラス 9.3%の増加。3 ヶ月連続で前年同月を上回った。
首都圏の中古戸建ついて
成約件数:1,190件 前年比マイナス11.7%、4 ヶ月連続で前年同月を下回っています。
成約価格:3,664万円 前年比プラス7.6%の上昇、 20 年 11月から 18ヶ月連続で前年同月を上回っています。
新規登録件数 4,256 件 前月比プラス5.5%の増加。
在庫件数 13,061 件 前年同月比で前年比マイナス 14.1%、20 年 6 月から 23 ヶ月連続で前年同月を下回っています。
上記の数字の動きを見ていると、「成約件数の減少」と「在庫物件の増加」の動きが継続しているように伺えますので、 中古マンション市場に関しては、ここ数年続いていた「超売手市場」が解消されつつある状況かと思われます。
また、中古戸建の市場も遅かれ早かれ、同様の動きを見せるのではないかと思われます。
個人的には、ソ連のウクライナ侵攻、世界的な資源価格の高騰が無ければ、「アフターコロナ」の景気のV字回復による流れでの中で、不動産価格はもう一段高を付けた可能性もあったと思いますが、
現状、世界経済の減速懸念や長期金利の上昇等、不動産価格にとってはマイナスの材料ばかりが目に付く状況ですので、
残念ながら、ここしばらく上昇を継続していた不動産価格は、一旦天井を付ける可能性が高くなったのではないかと考えています。
不動産の価格の変動は、株価などに比べれば、ゆっくりとした動きですので、急ぐ必要は有りませんが、以前からご売却をご検討されていた方は、そろそろご売却の是非を本気で考えてみても良いタイミングかも知れませんね。
不動産のご売却をお考えの際には、話題のドラマ「正直不動産」考証担当の 弊社【REDS】へ お気軽にご相談下さい。
では、また。
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