こんにちは。不動産流通システムの戸村です。
先日、初めてPCR検査を受けてきました。
幸いなことに陰性でしたが検査を受けるための会場探し、予約、お金の準備(私の住んでいる地域では結果的に無料で受けられたのですが)等々…やることも多く、検査を受けるだけでも大変だなぁと。ネット慣れしていない私の母のような世代には大きな壁だろうと思いました。
カナダに住んでいる友人は職場にrapid testという検査システムがあるので不安になればいつでも受けられる(rapidなのでやや正確性には欠けるそうですが)、というのを聞いて、うらやましく思いました。制度や体制を整えるのは重要だな、と、思います。
さて。
先日は査定額についてお話しましたが、その中で「囲い込み」という言葉を使いました。本日はその「囲い込み」についてお話しようと思うのですが、既に弊社のコラムできちんと説明されておりました。
■両手仲介と不動産の囲い込み
■不動産の囲い込みとは?囲い込まれた物件の悲惨な末路
上記を読むと、「囲い込み」とは?の疑問は解消されます。笑
上記以外でも下記のようなページがありました。こちらもよくまとまっています。
■「囲い込み」とは?知らないと怖い不動産売却
不動産会社は両手取引をすると会社に入る手数料が2倍になりますので、不動産会社はどうしても両手に流れる傾向がございます。ただ、そのことが不動産売買を一般の方にわかりづらくさせていますし、一般の方は高く売却することや早く売却することができず、損をする可能性も高くなります。
また、両手取引が多い不動産会社は囲い込みを行っている可能性が高いともいえますので、こちらも参考になるかもしれません。
■大手不動産仲介は「囲い込み」が蔓延?!
もしご自身が不動産売却中の場合、売却を担当している不動産会社様が囲い込みをしていないか確認したい場合は、まずレインズに登録しているか聞いてみてください。
レインズは登録されていれば「登録証明書」が出ます。
私は登録しましたらお客様に必ずその書面をお送りしております。もしそちらをもらっていない場合はもらえないか担当者に確認してみてください。
ただ、登録時にしか出ないものですので、担当者が書類を保存していない場合もございます。その場合は、登録物件ごとにお客様が登録されているか確認できるサイトと特別パスワードが配られていますので、そちらを教えてもらってください。※専任、もしくは専属専任媒介の場合は登録必須です。
また、レインズ登録されていても「囲い込み」は発生いたします。
他社からのお問合せを「そちらは現在価格交渉中でご紹介できません」と言ったり、担当が忙しさを理由に他社からのお問合せを無視したりなかなか内覧を調整してくれなかったりするのです。
先にご紹介したサイトの中で、囲い込みを確認するために「他社から問い合わせをしてみる」という手段がありました。それは、囲い込みされていないかどうかはっきりわかる手段でもありますが、購入する気がない物件(ご自身が売却中の物件)を問い合わせて他社さんに手間をとらせてしまっていることにもなりますので、あまり積極的にお勧めはできません。
売り出してから数週間経っても内覧が入らない場合、囲い込みで入らない場合と、本当にお問合せが入らない場合があり判断は難しいですが、「内覧が入らない理由はなんだと思いますか?改善策は?」と、担当者に聞いてみましょう。回答できない場合は囲い込みをしている可能性があります。囲い込みはしていなくても回答できない担当者であれば、あまり知識がないのか、売却に関して熱心ではないのだといえます。
また、内覧が入っても自社に問い合わせてくるお客様だけだったりする場合は注意が必要です。内覧の調整時に「どちらの会社さんのご紹介ですか?」と聞いても差し支えありませんので、担当者に直接聞いてしまってください。
囲い込みに限らず、担当者が信頼できるかどうかが、不動産売買では重要だと思います。
わからないことや不安を受け止め、できることとできないことを切り分け、回答し、わからなければ調べ報告してくれる担当者が良いと思いますので、まずは担当者に何でも聞いてみてください。
前回の締めと同じ文章になりますが、弊社は囲い込み無しの片手取引、さらに、営業すべてが宅建士の資格を持ち、不動産経験歴も長いベテラン揃いです。お役に立てるよう努めさせていただきますので、ぜひお声がけください!
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