こんにちは。不動産流通システムの戸村です。
ロシアのウクライナ侵攻は原発の冷却水の問題や核に関する発言など全世界にとって脅威となることが取り沙汰され、気持ちが暗くなります。
一方で東日本大震災から11年、様々な形で、様々な思いで、過ごされている方がいらっしゃると思います。
できるだけ多くの人がより良く生きられる道を探していかなければいけないんだなぁと、おぼろげながら常に考えています。
さて。
本日は排水管についてお話します。
排水管の汚れ、詰まり。
これは戸建て住宅であってもマンションでもあっても要注意事項です。
排水管が詰まる→水が流れなくなる→排水管の接続部などを中心に亀裂が入る→水漏れ発生→水が流れず一か所に溜まる→大がかりな水漏れ発生→修繕費用発生
実は私は水漏れを経験したことがあります。
賃貸住宅の2階で、「最近排水に時間がかかるなぁ」「ぼこぼこ言うなぁ」とは思っていたのですが、ある日キッチンで洗い物をして溜めていた水を流したところ、
ドン
という聞きなれない音。
「え、何?」と思いつつ周辺を見回しても異常なし。
訝しんでいるところ、しばらくすると下の階からすごい勢いで人が上がってきて、
「すみません、水が漏れていますが出しっぱなしではないですか?!」と…
すべて確認して、私の部屋ではどこも水漏れの状況はないので、排水管だ、と。階下の状況を確認し、賃貸管理会社にすぐに連絡。
水道屋さんがきて各排水管を調べたところ洗面の下の床が濡れていたことがわかり、どうやらキッチン→洗面→浴室と流れていた排水管の、洗面と浴室の間で詰まりが起こっていたようです。
そのあと管理会社指定の修繕会社から私に修繕費用請求が来て、むむむ?と。
「賃貸であれば排水管管理は賃貸人の責任では?」と、ひと悶着ありました。結果賃貸人側の保険で支払われたのですが、その修繕会社の方にはひどい対応をされて謝罪もなかったのでいまだに根に持っています。笑
リフォームの営業をしていた時に詰まった排水管を見ましたが、直径50mmの排水管のほんの一部10mm×2mmくらいの空きしかなく、それ以外はコンクリートような塊が80mmくらいの長さ分詰まっていました。
コンクリートのような塊の正体は洗剤と油がまじりあって出来たもの。
こんなにガッチガチに固まるのか!とものすごく驚きました。
写真を撮ったのですが、今検索しても出てきません。
探して発見したら公開します!
排水管の詰まりはとにかく「予防」です。
シロアリもそうですが、全部「なる前に防げ」ですね。
具体的な予防方法
・油を流さない
・汚れやごみは見える範囲で取り除き、排水管へ流さない
・たまに水を溜めて、一気に流す
・定期的な排水管洗浄をする(マンションであれば年に1度ある所が多いです)
詰まってきたときの対処方法
詰まってきたかな?という時によく使われる「パイプ●ニッシュ」などは、詰まり初めの初期段階では髪の毛などを溶かしてくれるのである程度有効ですが、用法を守ってしっかり流すことが必要です。規定時間以上の放置や使い過ぎの場合洗剤と同様、油と一緒になると固まり、逆に排水管を詰まらせる原因となります。ある水道屋さんは一般の人は使うな、とさえ言っていました。詰まってきたときにまずやるといいのは
・表面の掃除(まずは掃除!)
・水を一か所に溜めて、排水管へ一気に流す
です。
とにかく汚れを水で流すことが重要です。
ただ、これは初期段階。
重曹などを使って掃除も出来ますので、また後日ご説明させていただきます。
ネタがないから引き延ばしているわけではございません。笑
続く
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