皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。
先日昨年契約手続を行った杉並区のマンションの決済の手続がありました。
場所は某メガバンクのローンセンター。
こちらの銀行での決済は他のメガバンクと異なり、お客様が「伝票に記入する」という決済でおなじみの作業がありません。
通常は「出金伝票」「振込伝票」「入金伝票」などに平均で4~5枚、買主様に記入していただき、口座の届出印を押印し、窓口で処理を行います。売主様の口座に振込み金額が着金したことを確認し、領収書や鍵、登記関係書類などを引渡して決済の手続は完了となります。
銀行の担当者に伝票を渡して窓口で処理を行い着金の確認が取れるまでは30分程度、遅いと1時間くらいかかるのが通例です。この「待ち時間」は結構長いもので、世間話や物件に関するお話などをしながら時が過ぎるのを関係者全員で待つことになります。案件によっては無言の状態で時間が過ぎることもありこの時間がとても長く感じることも。。
今回利用した銀行(ローンセンター)は比較的新しいローンセンターで、銀行の支店が建物内に併設されていません。このため窓口で伝票を処理することができません。以前はタブレット端末やPCで送金先の情報などを入力していましたが、現在はお客様のスマートフォンで処理を行います。
このやり方でスマートフォンで送金すると、ものの数分で送金先に着金します。
伝票処理で行う通常の決済に比べると時間は半分以上短縮される印象です。
早い!
素晴らしい!
紙を印刷したり、出納印を押印する作業もありません。
大げさですが「地球環境に優しい」ですね。
支店がないため現金が出せないとか、領収書を振込控えで代えるパターンの時にいつもとやり方が異なることになり関係者が困惑するとかいろいろ不都合もあるのですが、あの「無駄な」待ち時間が少なくなることだけでも非常に価値があると思います。
昨今は【DX】が叫ばれる時代です。
今後こうしたスマートフォンでの送金・決済は一般的になりそうな気がします。
ここ数年で銀行手続もだいぶ変わってきました。
我々もお客様の利益になるよう変化に対応していきたいと思います。
渡部
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