皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。
地球温暖化の防止のため再生可能エネルギーを活用して二酸化炭素の排出量を減少すること。
世界的な大きなテーマですね、
最近は自宅で過ごす時間が増えたこともあり何冊か地球温暖化や文明の崩壊をテーマにした本に目を通してみましが、懐疑的な見方もあるもののどうやら現在地球に過剰な負荷がかかっていて放置はできない状況にあることは理解できました。
最近東京都が「新築住宅に太陽光パネルの設置を義務付ける条例の改正案を検討中」であることが報道されました。
「新築住宅に太陽光パネル メーカー義務化、条例改正へ―東京都」
比較的供給戸数の多い大手メーカーやデベロッパーがまず対象になるようですが、徐々に「当たり前」になっていくでしょうか。
昔から積極的に太陽光パネルを標準で付帯して新築戸建を分譲している業者もありますが、あんな感じで一般化していくのかなぁと推測しています。
時代の要請で、資源に乏しいわが日本で二酸化炭素の排出量を減らそうとするとやむを得ないところなのかもしれません。
・メンテナンスはどの程度、どのくらいの費用で行うべきか?
・機器の寿命はどのくらいで、交換費用の目安は?
・建物を売却した時の契約条件の引継ぎ手続は?
など、気になる点はたくさんありますが、条例で義務付けられると制度が進まざるを得ません。我々も知識を付けていきたいと思います。
個人的に心配しているのは「審査」でしょうか?
太陽光システムは電力会社が運営していて、契約時に【電力会社独自の審査】があるのが通例です。
基本的に住宅ローンの審査が通る方で電力会社の審査に落ちるケースはないと聞いていますが、過去電気料金を滞納していた場合はどうなのか?
少し怖いですね。
また最近も、
「太陽光パネルの蓄電池から火が…」住宅を焼く火事 ケガ人なし
といった火災事故がありました。
安全性も気になりますね。
屋根に穴をあけて取り付けるタイプですと雨漏りも気になるところです。
いろいろ不安な点はありますが、義務化とともに消費者も知識を付けて社会全体でトラブルが少なくなっていけばよいと思います。
太陽光パネル付きの物件の取引がありましたら当ブログなどで注意点等をお伝えしていきたいと思います。
皆様どうぞよろしくお願いします。
渡部
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