こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
突然ですが、建築物が好きです。
建築物目当てに街歩きしたりします。
この仕事も、様々な建築物に触れることができる楽しみがある、ということのポイントが高くて、嫌な思い(主に囲い込みをする失礼な業者さん…なぜ不動産業界は上から目線の方が多いのか…という愚痴は置いておき)をすることが多くても、続けていられるのかもしれません。
今日は、千代田区にある九段ハウス(kudan house)を紹介したいと思います。
九段ハウスは新潟県長岡市出身の財界人山口家の5代目、山口萬吉氏が建設したスパニッシュ様式の家です。「耐震設計の父」と呼ばれる内藤多仲氏を中心に意匠設計は木子七郎氏・今井兼次氏、家具・建具装飾は鳩山一郎邸等の家具を手掛けた梶田恵が担っています。家具・建具装飾費用は建物建設費用とほぼ同額になったそうなので、その質・技術の高さが偲ばれます。
まぁとにかく素敵なんです。
1927年に建設されたこの家は、戦中・戦後、そして開発が進んだ都心部において取り壊されることなくほぼ建築当時のままの姿を遺し、2018年に「登録有形文化財」となっております。
今は「会員制ビジネスサロン」となっていますが、イベントによっては一般開放されている時があるので、比較的ご覧になるチャンスは多いと思います。
イベントの最中にスタッフの方による館内案内などが行われることもありますので、ご興味のある方はイベントを確認して伺ってみてください。
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