こんにちは。
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近代建築の紹介、その3です。
今日は、上野にある国立国会国際子ども図書館を紹介したいと思います。
実はこちらの建物は紹介したくないんです。
…というのは、自分が好き過ぎて来る人が増えたら嫌だ、という思いがあるからです。
はい、身勝手です。笑
上野駅を降りて公園口を出ると目の前に広がる上野恩賜公園。
桜の季節と西郷さんが有名ですね。
バレエ公演などが良く行われる東京文化会館から始まり、美術館・博物館・大学とそれこそ建築的な見どころも多く、公園の樹々が教えてくれる四季や広く大きな噴水とも相まって、一年中楽しめる公園を抜けたところに国際子ども図書館はあります。
美術館に行った時に児童書の展示会をやっているのを見つけ、立ち寄ったのが最初でした。もう10年…12年以上前でしょうか…(遠い目)
国立国会国際子ども図書館は帝国図書館として1906(明治39)年3月に落成します。
建設には同じ上野にある「旧東京音楽学校奏楽堂」(芸大の音楽科の前身)などの設計に携わった久留正道や、原案には真水英夫、そして工事監督には「牛久シャトー」(浅草にある神谷バーの開業者が牛久に作ったワイナリー)などに携わった岡田時太郎などが参加しています。
1906年築。今までご紹介した建物の中では一番年上で2006年に100周年を迎えています。
2000年に全面改修され、そのものを残しながら修繕補強するような形で増築・復元されました。こちらの建設には坂本勝比古や安藤忠雄が携わっています。
本・図書館・児童書・建築・歴史と、私の好きなものがてんこ盛りな上、その見た目の美しさと保護のために再構築された増築・復元の精神にもやられまくって大好きな建築物です。
実際に行くと、とても静かで落ち着くんです。
美術館帰りに寄るので、少なくとも年に2~3回は行っていると思います。
お勧めの場所ですが、あまり人に言わないでください。
人が少ないのがこの図書館の良いところなので…笑
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