こんにちは。
不動産流通システム【REDS】の堀茂勝です。
今回は、住宅ローンの選択肢である「変動金利」と「固定金利」についてです。
「どっちが得なの?」という話は、たびたび雑誌やテレビ、ネットなどでも取り上げられて、FPと称する方々の書いた説明などを見かけることも結構あります。
「変動はリスクが高いですよ!」
「この低金利の時代は固定がおススメです!」
・・・?。本当でしょうか?
確かに、こういった言い方は、安全志向の日本人には受け入れられやすい気もします。
しかし、「変動金利」ってどの程度リスクがあるのか。
そのリスクを取る事に対して、「固定金利」を選ぶよりも、金銭的にいくらの「メリット」があるのかが大事。
でも、そこまで突っ込んで説明されたものを、あまり見かけません。
1:「リスク」に対する「メリット」は?
2:その「リスク」ってどの程度?
まずはこの2点を、自分なりに把握する事が、おススメです。
そのうえで、
3:自分の好みは「合理的な選択が好き」なのか「超安全志向」なのか
4:収入は「(公務員的に)景気などに左右されにくく安定」なのか「(営業など)成果比例的」なのか
5:物件購入の資金計画の上で、収入と返済とのバランス。
6:同じ年収でも「変動金利」と「固定金利」で借入可能額が大きく異なる事。
これらの組み合わせによって、その方にとっての「金利選択」の優劣が決まってきます。
ですから、実は人それぞれで、「変動」「固定」の選択は違って当然なのです。
一律的に「固定金利がおススメ!」とか「変動金利がお得!」という記載を見かけたら、
「この筆者は、そっちが好きなのね」ぐらいに受け止めて、その言い分をあらたに参考にさせて頂く程度にしています。
「もしかして、後ろについている金融機関は、フラット35関連なのかな?それとも都市銀行かな?」なんて勘ぐって、そのページの前後に金融機関が広告を出していないか確認してみるのも面白いでしょう。・・・ (^^;
さて、この「変動金利」と「固定金利」の、
具体的に「メリット」と「リスクの程度」のお話については、
次の機会に【その2】として続けることにしましょう。
お楽しみに。(^^)/
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