4月、5月の不動産取引傾向(コロナウイルスと「新しい生活様式」の影響を見る) | 仲介手数料無料のREDS

菅野です。

今年の5月は良い気候ですね。コロナが無ければ、の話ではありますが・・・

14日に39県の緊急事態宣言が解除され、その前後の1週間については東京でもCOVID-19の新規感染者が10人を割るかどうかという状況です。

もちろんまだ油断はできませんが、そろそろ巣ごもりから目覚め、動き出すフェーズに入ってきたように感じます。

 

物件選びの志向が”コロナ前”と”アフターコロナ”では変わっていくだろう、ということを以前のブログで書きました。

実際に、5月に入っていろいろなお問い合わせを受けておりますが、戸建の購入や買い替え希望のお問い合わせが多くあり、戸建需要が拡大しているように感じられます。

 

また、ご案内に行った物件(特にマンション)で気に入らなかった理由を聞くと、「狭い」とか「囲まれてる感が強い」とか「陽当り、風通しの悪さ」という理由が非常に多いです。

狭くて新しい物件より、少し広くて古い物件を選ぶ率も高くなってきています。

やはり「新しい生活様式」は、住宅の選択に大きく影響していると思われます。

 

また弊社では、東京23区近郊を取扱いエリアとしておりますが、すこし遠方からのお問い合わせが増えています。

これは他の不動産業者が営業を控えているからかもしれませんが、都心にくらべて周辺地域の需要が膨らんでいるせいでもあるのではないかと考えます。

対応できないところのお問い合わせをいただきましたお客様におかれましては、誠に力不足で申し訳なく存じます。

 

COVID-19の流行で、不動産価格は下落傾向になりそうではありましたが、実際のところ、そこまで大幅に下がってきている様子は感じられません。

4月の東日本不動産流通機構(レインズ)の取引記録データでは、取引件数は前年から大幅に減少しましたが、成約価格については全くの横ばいで、神奈川などではむしろ上昇していたりします。

このまま流行がおさまっていってくれるのであれば、オリンピック延期もあいまって、もう少し売り場の相場が続くかもしれません。

もうダメだ、とあきらめかけていた売却希望のお客様も、あきらめずこれからの相場に賭けてみてもよいのではないかと考えます。

Source

コメント

タイトルとURLをコピーしました