ありがとうございます。REDSの不動産エージェント島崎 正輝（しまざきまさき）と申します。
今回は2022年の「住宅ローン控除（減税）」を取り上げてみたいと思います。
住宅ローン控除（減税）とは、正式には「住宅借入金等特別控除」といい、広くの方が住宅を取得できるように、住宅ローンを借りる際に支払う金利負担を軽減するために設けられた減税制度です。
住宅の建築や購入、及びリフォームの取得資金を住宅ローンでまかなった場合に、その居住開始後の年末借入残高に対して0.7%分が所得税と住民税から減税されるという制度です。
必要要件はいろいろ複雑なのですが下記がポイントになります。
〇住宅ローンの返済期間が10年以上
〇自ら居住
〇登記簿上の床面積が50㎡以上（一部40㎡以上）
〇居住用割合が50％以上
〇合計所得が2000万円以下
おおまかには上記となります。
あと「住宅ローン控除（減税）」の期間と借入額ですが
〇新築住宅＝ 10年～13年間 3000万円～5000万円
〇中古住宅 10年まで 2000万円～3000万円
となります。
その際に控除できる税金は
〇所得税＝最大納税額相当
〇住民税＝最大97500円
となります。
対照となる中古住宅の築年数
〇昭和57年以降に建築された住宅＝新耐震基準適合住宅
上記となります。
私が思うに最後の中古住宅築年数要件は2022年の目玉ともいえます。
2021年までは木造が20年以内、耐火構造が25年以内でした。要はこれより古い住宅でも「住宅ローン控除（減税）」の対象になった訳です。
これは大きな進展とも言えます。従来は上記要件を満たさない場合は「耐震基準適合証明」を5万円くらい費用負担して取得しなくてはなりませんでしたので
その分お得になったと言えます。
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