建物探訪・6 京成電鉄 旧博物館動物園駅 | 仲介手数料無料のREDS

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仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。

 

近代建築の紹介、その6です。

また過去に遡り、2018年11月23日から2019年2月24日まで行われたアートイベント『アナウサギを追いかけて』で利用された(というよりはむしろ建物の紹介がメインだった)京成電鉄の「旧博物館動物園駅」をご紹介したいと思います。

 

今年、開館150年となる東京国立博物館(そのうち、こちらでもご紹介されるだろう建物だらけの、通称『トーハク』です)。その広い敷地横、国際こども図書館へ通じる道路の角にひっそりと佇んでいるのがこちらの「京成電鉄 旧博物館動物園駅」です。

 

こちらの敷地、地上部は走行不可、かつ、皇室で代々引き継がれてきた「世伝御料地」という特別な土地で、駅舎の建設には御前会議での天皇の勅許をえる必要があるといういわくつきの建物。

 

色々と苦労があったと思うのですが、勢いがあったんでしょうね。何とかしてトンネル掘削して、しかも駅舎を立ててしまった。「うーん凄い…(;^ω^)」としみじみしてしまいます。パワーあるなぁと。

 

御前会議で「世伝御料地内に建設するため品位に欠けるものであってはならない」とのお達しがあったといわれており、駅舎の設計は鉄道省(当時)の建築課に依頼をして行われたそうです。(誰が設計したのか、ご存じの方教えてください)

 

国際こども図書館へ行く度に「趣のある建物だなぁ」と思っていたのですが、そういう歴史があったんですね。

 

そこで行われたアートイベント、こんな感じでした。

天井の美しさたるや!

 

アナウサギが土(床)に潜っています。

 

こちらは降りることが出来なかった「京成電鉄 旧博物館動物園駅」のホームです。

 

歴史を紹介するストーリーを作るのは劇団「指輪ホテル」を主宰されている演出家の羊屋白玉さん。(出演者も指輪ホテル関連の方)

また、ところどころに「触れる骨格標本」があり、こちらは国立科学博物館の研究員の方が作ったレプリカなどがあり、見ごたえ十分でした。(こちらは建物とは関係ないので写真は載せませんが…)

 

次に「京成電鉄 旧博物館動物園駅」の扉が開くのはいつになるんでしょうね…。

 

珍しそうにのぞき込む、バイクの方。

 

 

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