こんにちは。
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近代建築の紹介、その8です。
迎賓館赤坂離宮は、明治42年に東宮御所として建設された、日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物です。
東宮御所、つまりは皇太子殿下のお住い。
大正天皇のご成婚を控え、洋風の東宮御所を新たに建設する気運が起こり、明治時代の洋風建築をリードした英国人ジョサイア・コンドル博士(工部大学校(現東京大学)の造家学科教授)の直弟子である片山東熊の総指揮の下、著名な学者、芸術家、技術者等が総動員されたそうです。
ジョサイア・コンドル博士。
鹿鳴館とか作っちゃった人です。というか、日本の有名な西洋建築のほとんどに関わっていますよね…。日本文化に傾倒して河鍋暁斎に就いて狩野派の画法を学んでいるんですよね…バーナード・リーチとかもそうですけど、この時代の交流って面白いなぁと思ってその辺りを書いた本などそのうちゆっくり読みたいです。
赤坂離宮はその後皇室財産から行政財産へと移管され、庁舎として使用されたりしたのち、1968年に国の迎賓施設を整備する方針が立てられ、赤坂離宮を迎賓館に充てることとされました。
現在、迎賓館としての使用がない時は一般公開しています。
内部公開に関しては事前予約が必要。かつ、写真撮影禁止です。
内部も拝見したのですが、さすがに凄かったです…(語彙力)。
ただ、個人的にバロック様式にあまりキュンキュンしないため、「おおお」「すごいー」と感嘆しながらも「パリに行った時はヴェルサイユまでいかなかったけど、やっぱり鏡の間は見たいよなー」などと別のことを考えたりしていました。笑
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