NHKドラマ「正直不動産」・現場監修担当のつぶやき⑤ | 仲介手数料無料のREDS

仲介手数料最大無料】不動産流通システムREDS宅建士/CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/公認不動産コンサルティングマスターの堤 延歳(つつみ のぶとし)です。社会人スタートは教育業界で約10年。その後、不動産業界での門を叩いてからは今年で19年目となりました。

 

250万部以上販売されている人気漫画「正直不動産」。その人気漫画を題材にしたドラマが、4月5日午後10時よりNHKで放映(全10話)されており、このドラマ制作には弊社REDSが全面協力させていただきました。弊社代表深谷が不動産考証として、そして私が現場監修担当として取材協力をさせていただいております。

 

 

NHKドラマ「正直不動産」。6月7日(火)をもって全10話の放送が無事終了し、6月14日(火)には「正直不動産・感謝祭」まで放送されました。視聴者の反響の大きさにお応えして、最終回直後にキャストのみならず演出家・脚本家までも出演してドラマの裏話を語る「感謝祭」が放送されるのは、NHKドラマでは異例中の異例のことらしいです。初回放送直後からも視聴者からの反響が非常に大きく、それだけたくさんの視聴者に愛されたドラマであったことは間違いないと思います。「ぜひ続編をやってほしい」「専門用語が分かりやすい」「不動産の勉強になった」とのご意見が多かったと聞いております。

 

不動産業界に携わるものであれば誰もが一度は目を通したことがある「正直不動産」。原作者である夏原先生の綿密な取材のもとに作られている作品なので、そのクオリティの高さは折り紙付きです。

 

そのドラマ監修がスタートしたのが昨年の11月11日。監修初日から4時間ぶっ通しの打ち合わせ。現場監修としてスタジオに入ったのが昨年のクリスマスイブ。日本で唯一の公共放送であるNHKでのドラマ撮影。1流のキャスト・1流の脚本家・1流の演出家に囲まれ、普通では考えられない環境でドラマ撮影の監修業務に携われたことは、大変光栄であり、かつ貴重な経験をさせていただくことができました。ただ絶対に失敗は許されないというプレッシャーが常にありましたので、無事、全10話の放送が終わり、なんとか最後までやり切った!という思いが正直な感想です。

 

6月14日に放送された「正直不動産・感謝祭」。撮影場所となった居酒屋しょうじきもんに「チーム正直不動産」が座談会形式で再集結。キャストでは主演の山下智久さんをはじめ、泉里香さん、長谷川忍さん。それにドラマ脚本家の根本ノンジさん、演出の川村泰祐監督もゲスト参加して、脚本を書く上で気を付けていたこと、ドラマ撮影で大変だったエピソードなど色々な制作秘話を披露してくれました。

 

メインキャストである福原遥さん、市原隼人さんの動画メッセージや、原作者である夏原武先生、原作脚本担当の水野光博さん、担当編集者である小学館の田中潤さんからのメッセージもあり、最後には山﨑努さんから山下さんへのお手紙のサプライズ。まさに「チーム正直不動産」の結束の強さを物語る感謝祭でした。画像は感謝祭で披露された原作漫画家、大谷アキラ先生のイラストです。

 

正直不動産というドラマは、売買・賃貸・管理・建築など、長年実務に携わっている私から見てもかなり幅広いテーマを扱うドラマだと思います。普段あまり聞く機会のない不動産の専門用語や業界用語もたくさん出てくるわけですが、誰が見ても楽しみながら自然と不動産知識が身に付く内容となるように心掛けて、現場監修の方をさせていただきました。

 

登場人物の誰もが個性にあふれ魅力的だった「正直不動産」。

 

永瀬財地

契約のためならウソも厭わず口八丁手八丁で数字を出し続けてきた登坂不動産のトップ営業マン永瀬財地。ところが地鎮祭で祠(ほこら)を壊したタタリでウソが全く付けなくなってしまう。それ以降、正直営業にとまどいながらも、ウソを付けない営業スタイルで奮闘する永瀬。徐々に正直な営業スタイルが功を奏し、お客様の信頼を勝ち取っていき、人間としても営業マンとしても成長していく。物語の最後では、「正直不動産の永瀬財地」と自ら名乗ることを決める。

月下咲良

最初はなかなか契約が取れずクビ寸前にまで追い込まれていた新人の月下咲良。ウソが付けなくなった永瀬とともに色々な経験を積むことで大きく成長。第9話では過去の判例まで用いてミネルヴァ不動産のトップ営業花澤に切り返すなど、最後までカスタマーファーストの信念を貫く。最終回ではついに永瀬を抜いて月間トップに躍り出る。

桐山貴久

永瀬をライバル視し異常なまでの上昇志向をもつ桐山貴久。自分の過去のために登坂不動産を去る決意をして不動産ブローカーになる。会社をやめた後も永瀬からアドバイスを求められると、さりげなくヒントを与え永瀬をフォロー。最終回では、永瀬に対し、「ぐるぐる同じ場所を歩いているとしても、それが螺旋階段だったら、少しずつ上に登っていることになるんじゃないですか」と言葉をかける。

 

NHKドラマ正直不動産は「人は変われる。成長できる。」ということを真正面から描いているドラマでした。そして約半年間に渡った現場監修も無事に終えることができました。このドラマ制作に携わったすべての関係者に重ねて御礼申し上げます。

 

「チーム正直不動産」が再集結する日が来るのであれば、私もその日に備えて、準備をしておこうと思っております。正直不動産監修ブログは一旦ここで終了です。いつかまた監修ブログ続編を書ける日が来ることを願っております。へば!!

 

(チーム正直不動産の証である、山下智久さんからいただいたフリースです!)

 

 

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