REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。
令和3年7月の首都圏・不動産売買の状況をお知らせさせていただきます。
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2021年度7月版)によると、首都圏(1都3県)の前年の同月比はこのような状況となりました。
◎中古マンション成約件数
5月までは増加で推移しておりましたが、6月より減少に転じた地域もあり、7月は全ての地域が減少となりました。
しばらくの間、物件の新規登録件数の減少に伴い在庫数も減少し、全体の成約件数に影響しているように思われます。
◎中古マンション成約単価
成約件数は減少となっているものの、成約単価は全てのエリアで上昇しております。
東京都区部では15ヶ月連続、多摩地区も5ヶ月連続、神奈川県川崎市、横浜市では14ヶ月連続、神奈川県その他の地域は8ヶ月連続、埼玉県も14ヶ月連続、千葉県も12ヶ月連続での上昇となりました。
物件の成約件数は減少傾向に転じておりますが、在庫数の減少から売り物件の希少性か高まり、価格の上昇が続いていると思われます。
◎中古戸建成約件数
中古戸建の成約件数は、マンションとは異なる動きが見られます。
千葉県以外は、まだ成約件数は上昇傾向です。
物件の在庫数は、マンション同様減少に転じております。
そのような状況の中、埼玉県の成約件数の上昇率は特に高い数字となっております。
傾向がとらえにくいデータとなっておりますが、8月のデータがどのようになるのか着目していきたいと思います。
◎中古戸建成約単価
成約価格については、全ての地域は上昇となりました。
成約件数とは連動せずに、マンション同様、価格は大きく上昇いたしました。
東京オリンピックの開催が大きな転機となり、今後の不動産市場に影響が出るかはまだ定かではありません。
今後も、マーケットの変化に応じて、適正、的確なアドバイスをさせていただきます。
ご売却、ご購入にいずれにつきましても、REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷(カネヤ)まで、お気軽にお問い合わせください。
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