宅建士よりも上? 認定エキスパート、宅建マイスターとは | 仲介手数料無料のREDS

【仲介手数料最大無料】のREDSエージェント、宅建士・宅建マイスターの小田 俊介(おだ しゅんすけ)です。今回は「宅建マイスター」について書かせていただこうと思います。

弊社のホームページで「宅建マイスター」という資格について触れられていますが、「そもそもこれは何か?」と疑問に思った方もいらっしゃるでしょう。「どんな資格なの?」という疑問についてお答えします。

宅建マイスター

宅建マイスターとは? 業界内での位置づけは?

社会環境が複雑化する中、通常の宅地建物の売買において一般消費者が安心な取引を実現するためには、仲介する者が宅地建物取引士であることは当然として、より高度な能力を持つ資格者が求められています。そこで2014年、「宅地建物取引のエキスパート」を「宅建マイスター」として認定する制度が創設されました。

当初、通信講座と集合研修を受講した上で、修了試験に合格した人を「宅建マイスター」と認定してきましたが、認定者は300名を超え、その活躍が業界内外から高く評価されるようになりました。このような実績を踏まえ、業法改正に伴いさらなる充実が求められる従業者教育制度の頂点となる資格として「宅建マイスター」認定制度を再整備し、2017年8月より試験制度に移行させました。

現在600名を超える人々が宅建マイスターとして認定されています。

宅地建物取引士(宅建士)とは

宅建士とは、「宅地建物取引業者」で働く従業員をイメージされるといいでしょう。宅地建物取引業者とはいわゆる不動産会社のことで、土地や建物の売買仲介、賃貸物件のあっせんなどを行っています。

取引する不動産はとても高額ですが、お客様の多くは不動産に関する専門知識や売買経験がほとんどないため、不当な契約を結んでしまうと損害を被ることがあります。そのようなことがないよう、お客様が知っておくべき事項(重要事項)を説明するのが宅建士の仕事。そして、重要事項の説明をお客様にできるのは宅建士だけです。宅建士とは、不動産取引の専門家を示す資格、といえるでしょう。

また、宅建業者には、従業員5名につき1名以上の宅建士の設置が義務付けられており、宅建士の需要は非常に高いといえます。

不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターの違い

宅建マイスターは、仲介業務に特化して取引の安全と取引件数の拡大を達成する資格です。定義としては下記の3つです。

  1. 不動産のプロフェッショナルとして、「顧客の信頼感を得る幅広い知見」を持ち、「広範な取引実務の知識」を身につけ、「プロとしてのコンプライアンス意識」を持って仲介業務を行う。
  2. 仲介取引における「リスクの可能性を予見」し、「広範な物件調査能力」をもって、「トラブルを未然に防ぐ」ことで「顧客利益の最大化」を実現する。
  3. 「顧客利益の最大化」を実現することが、「リピーターの増加」や「紹介客の拡大」につながり、「富裕顧客層の取り込み」につながる。

一方、不動産コンサルティングマスターは、仲介業務の枠を超えたコンサルティング営業を行う資格となっております。詳細は下記の3つです。

  1. 不動産取引の多様なニーズに対応して、不動産の流動化や証券化など高度化・複雑化するスキームを活用したコンサルティング業務。
  2. コンサルティング業務の対象は、相続対策、不動産の有効活用や投資、建物エバリュエーションなど。
  3. 不動産コンサルティングマスターは、依頼者との契約に基づき、不動産に関する専門的な知識・技能を活用し、上記の業務について、物件・市場等の調査・分析等をもとに、依頼者が最善の選択や意思決定を行えるように企画、調整し、提案する業務。

このように根本的な観点が異なっています。

宅建マイスターに求められる能力・資質

宅建マイスターには主に以下の資質と能力が求められます。

1.高い倫理性や行為規範を有していること:公共貢献、法令遵守、信用保持、信義誠実、公正と中立性、守秘義務、自己研鑽の努力義務などに則って職務を行う高い倫理性を有していること。

2.リスクの可能性を明らかにする能力:見えている表面上のことだけでなく、そこに内在する意味を考え、リスクの可能性を想定する論理的思考。

3.緻密かつ丁寧な調査を行う能力:予見したリスクに関して、将来トラブルにつながる可能性がどの程度あるのか丹念な調査を行い、その影響等を明らかにする。加えてトラブルの対応策、解決策等についても調査を行うこと。

4.顧客の納得を得る説明能力:顧客(売主・買主)の立場に立って、調査結果とリスクの可能性をわかりやすく説明し、トラブルが発生した場合の対処法を提示。顧客の納得を得た上で、合意事項・容認事項を取りまとめ、取引を成立に導くこと。

弊社REDSでの宅建マイスター資格取得者について

弊社REDSでは、不動産仲介のスペシャリストとして自己研鑽を続ける意味もあり、エージェントには宅建マイスター資格取得を推奨しております。実際に、資格取得をしているエージェントも多数在籍しており、日々お客様の不動産取引が安心・安全に進むように取り組んでおります。

これから不動産を購入される方、売却される方も、「どこに相談していいのかわからない!」といった状況になることもあるでしょう。是非、弊社をご用命いただければ必ずやお力になれると思いますので、お気軽にご連絡いただければと存じます。

 

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