【仲介手数料最大無料】不動産流通システムREDS宅建士/CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/公認不動産コンサルティングマスターの堤 延歳(つつみ のぶとし)です。社会人スタートは教育業界で約10年。その後、不動産業界での門を叩いてからは今年で20年目となりました。
弊社エージェントが毎年11月に必ず受験する検定試験、それが不動産流通実務検定(公益財団法人 不動産流通推進センター主催)です。試験時間は150分、試験分野は8分野、試験問題は合計で100問とかなりハードな検定試験で、不動産実務に携わっている人を対象に不動産流通実務の総合力を測る検定試験として毎年実施されております。
試験分野は重説、契約を中心に、査定、賃貸、建築、税金、相続、証券化など幅広い分野から出題され、1,000点満点の得点と分野別正答率や全国順位など、現時点での実務能力を測ることができる検定試験として、大手をはじめ多数の不動産会社が推奨している試験です。特にメインの科目(重説、契約)は概ね60問ほどあり、不動産流通実務に直結している分野ですので、この分野で高得点を取ることは、取引の安全性を考えると大変意義があることだと思います。
この検定試験では宅建試験の延長線の法的知識を問う問題をなるべく廃し、瞬間的判断力すなわち「実務力」を測るものとして、「本質を問う」問題を作成していると不動産流通推進センターが謳っております。確かに日々実務をやっている立場から見ても、実務に即した知識の確認と研鑽に非常に役立つ検定試験だと思いました。
この試験を受験して今回が2回目となりますが、幸いなことに今回の得点が788点で全国総合2位(受験者1,680人中)でしたので、不動産流通推進センターより賞状が贈呈されました。全国総合30位以内は成績優秀者として名前が公表されておりますが、弊社からは私を含めて4名入っております。
不動産業界では宅地建物取引士資格をはじめ、不動産コンサルティングマスターや宅建マイスター、マンション管理士、管理業務主任者、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーといった様々な資格がありますが、不動産流通実務で一番大事な要素は資格を取得することではなく、取引の安全性を確保することができる、現場での実務力です。
不動産という一生に一度の大きな買物に携わる不動産流通業界では、世の中から安心安全なプレイヤーと認められるための日々の研鑽が必要です。税制等をはじめ、不動産を取り巻く環境は常に変化しております。私も現状に満足することなく継続的に知識をブラッシュアップして、お客様が求める期待値を上回る仕事を常に心掛けていきたいと思っております。
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