REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。
令和4年7月の首都圏・不動産売買の状況をお知らせさせていただきます。
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2022年度7月版)によると、首都圏(1都3県)の前年の同月比はこのような状況となりました。
◎中古マンション成約件数
7月度は東京都区部、多摩地域、神奈川県その他地域、千葉県にて、成約件数がプラスとなりました。
東京区部以外の地域で、多摩地域では5ケ月ぶり、神奈川その他、千葉県では7ヶ月ぶりにプラスとなりました。
例年、7,8月は成約件数が年間を通じては少ない月となりますので、来月以降の動きにも着目していきたいと思います。
◎中古マンション成約単価
中古マンションの成約単価につきましては、変わらず全ての地域で上昇となっております。
横浜市、川﨑市を除いては、上昇幅も大きく推移しております。
成約件数、在庫数にかかわらず、売れている物件に関しては価格の上昇傾向は変わっておりません。
まだ、この傾向が変化するような動向は見えておりません。
◎中古戸建成約件数
中古戸建につきましては、神奈川その他、千葉県エリア以外で成約件数が減少となり、中古マンションと異なった動きとなりました。
今までは類似した傾向がございましたので、来月以降は時間差で中古マンションと同じような動きに推移していく可能性も考えられます。
来月の動きにも着目していきたいと思います。
◎中古戸建成約単価
中古戸建の成約価格は、全エリアで上昇となりました。
この傾向は、マンションと共に変わらない動きです。
7月度も中古マンション、中古戸建共に、成約となっている物件につきましては価格が上昇して取り引きがされております。
様々な方面で物価の高騰が起こっている中、新築住宅でも更なる価格の上昇も考えられます。
新築住宅の価格高騰から中古住宅への需要の拡大、又は中古住宅の価格上昇という動きも考えられます。
今すぐにでは無いが、近い将来に住み替えや売却を検討されていて、ご所有の不動産の現在の価値について把握しておきたいとお考えの方は、REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷(カネヤ)までお気軽にお問い合わせください。
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