皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
宅建業者専用のデータベース「REINS(レインズ)」を運用している、「公益財団法人 東日本不動産流通機構」から、今年の4~6月期のマーケットウォッチ(季報)の発表がありました。
首都圏の成約㎡(平米)単価は、7.9%~15.9%のアップ!つまり価格が高騰!
「公益財団法人 東日本不動産流通機構 季報マーケットウォッチ2022年04~06月」より
これを見ると、23区は若干横ばい傾向でありながら、多摩神奈川埼玉はかなり高騰していることがわかります。
コロナ禍によるリモートワークにより、周辺の住宅地の需要が上がっていることの影響が想像できます。
首都圏の成約件数は、2.7%~17.4%のダウン。つまり中古物件が極端に少ない!
「公益財団法人 東日本不動産流通機構 季報マーケットウォッチ2022年04~06月」より
そして上記の表では、価格が上がっているのは、中古物件の供給量が少なくなっているせいであることを裏付けています。
実際に販売に携わっていると、以前のような大幅な「指値(さしね=値引き交渉)」をしていると、他の人に「満額」で決められたりするケースが多くなっている実感があります。
まさに、「物件が減り、価格が上がっている」ことを裏付けています。
横浜川崎では、5000万円だった物件が約5800万高騰! 100件あった物件が83件に減少!
これら上記の表をもとに私は、直感で分かりやすいExcel表にしてみました。
たとえば、5000万円のマンションを探していらっしゃる方は、上の表の5000のところを見てください。
昨年5000万円であった物件が、23区では+475万円、横浜川崎では+795万円、埼玉でも+640万円値上がりしています。
また、昨年の成約件数を100件とした場合には、23区では97件と若干減った程度ですが、横浜川崎では83件に減っています。
購入も売却も、このタイミングを逃さない検討が必要に!
購入を検討している方も、ご売却を検討している方も、この価格上昇傾向、物件減少傾向をよく把握されて、タイミングを逃さないようにご検討いただくことをおススメいたします。
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