令和4年10月の首都圏・不動産売買の状況 | 仲介手数料無料のREDS

REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。

 

令和4年10月の首都圏・不動産売買の状況をお知らせさせていただきます。

公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2022年度10月版)によると、首都圏(1都3県)の前年の同月比はこのような状況となりました。

 

◎中古マンション成約件数

 

10月度も、全ての地域でマイナスとなってしまいました。

特に、埼玉、多摩、横浜・川崎を除く神奈川は約20%前後の減少となりました。

物件の在庫件数は首都圏で9ヶ月連続で増加しております。

通常の動きであれば、在庫が増えれば市場の価格も連動して下がることが考えられるのですが、長い間価格の上昇傾向が続いているため、成約件数が増加しなくなってしまっているようです。

 

◎中古マンション成約単価

 

 

前述の通り、価格の上昇傾向は継続しております。

在庫物件の増加に伴い、売れる物件、売れにくくなってしまっている物件の2極化がさらに進んでいる様子です。

まだ一部の物件については、良い条件で売却が出来る可能性がございますので、最初の価格設定がとても重要になります。

是非、お気軽にご相談ください。

 

◎中古戸建成約件数

 

中古戸建の成約件数は、千葉県、横浜・川崎市以外の神奈川にて成約件数が大幅に上昇となりました。

東京都区部を除いては、中古マンションと比較して減少幅は少なくなっております。

件数が上昇となった地域の要因は定かではありませんが、新築戸建の供給数等も影響している可能性もございます。

翌月以降も推移を確認していきたいと思います。

 

◎中古戸建成約単価

 

価格につきましては、横浜・川崎市以外の全て地域で増加となりましたが、東京区部での上昇幅が、最近では少ない水準となりました。

中古マンションでは上昇幅はそれ程変化は無く、一時的な動きかどうかはまだ判断が出来ませんが、今後の推移も確認していきたいと思います。

 

全体的な傾向として、

・物件の在庫の増加

・成約件数の減少

・価格の上昇傾向の継続

が挙げられます。

 

土地や一戸建は、個別性も高いため、売却に際しては慎重に価格を設定することが重要です。

売却のご相談がございましたら、REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷(カネヤ)までお気軽にご相談ください。

 

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