REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。
令和4年12月の首都圏・不動産売買の状況をお知らせさせていただきます。
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2022年度12月版)によると、首都圏(1都3県)の前年の同月比はこのような状況となりました。
◎中古マンション成約件数
12月度は、東京都区部以外の地域でマイナスとなりました。
全体的な減少幅は縮小いたしましたが、例年12月の全体の成約件数は少ないため年明けからの傾向に着目していきたいと思います。
物件の在庫件数は12月時点でも増加となりました。
今年は在庫件数の増加に伴い、地域によっては価格への影響が出てくることも想定されます。
◎中古マンション成約単価
12月度も、全ての地域で価格の上昇となりましたが、一部の地域を除き、上昇幅が縮小いたしました。
来月以降どのように推移していくか予想できませんが、このまま成約単価の上昇幅が縮小もしくは前年対比がマイナスとなる可能性もございます。
1月以降の推移に着目していきたいと思います。
◎中古戸建成約件数
中古戸建の成約件数は、千葉県以外のすべての地域で減少となっております。
神奈川地域の下落幅が大きくなっております。
マンションと比較しても全体の下落幅が大きい傾向がございますので、中古マンションと中古戸建を比較するとそれぞれを検討する方の割合に変化が出ているかもしれません。
◎中古戸建成約単価
大幅に成約件数が下落した神奈川エリアでも、成約価格が上昇している傾向は変わりませんでした。
その他の地域でも、成約単価については全て上昇となりました。
先月に、成約件数と成約価格のバランスにも変化が出てくることも想定しておりましたが、今月の傾向ではまだ、今までと同様に推移しております。
今年は、金利に動きが出ることも考えられますので、成約件数、金額にも影響が見られるかもしれません。
短いサイクルで市場も変動すると思われますので、ご売却、ご購入いずれもご検討の際には、お気軽にご相談ください。
REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷 昭夫
E-mail:a.kaneya@red-sys.jp
TEL:070-1475-4208
コメント