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「リアル正直不動産」を目指している宅建士の菊池弘之です。
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この仕事をしておりますと、マンションとなると小規模なものから大規模なものまで、さまざまな規模のマンションを拝見します。
その際、トラブルが多いのが総戸数が20戸以下の小規模マンションです。
事例としては、以下のようなマンションがこれまでありました。
小規模マンションにおける管理組合のトラブル事例
事例①(総戸数約10戸の分譲マンション)
元々その土地の地主さんが建築主となってディベロッパーと共同で建築した分譲マンションにおいて、他の購入者の方に分譲し、その後約30年経過した後もその地主さんがマンション内で力を持ちつづけたために、旧管理組合(地主さん側)と新管理組合の間で裁判になった例(管理費滞納の問題)
事例②(総戸数約10戸の分譲マンション)
特定の区分所有者が管理組合の理事長を連続して勤め続けたために、マンションへの愛着もあってか、その理事長が管理組合内での力を持ってしまった例。全て一個人の独断と偏見で管理組合の運営がされており、理事長を解任させるには法的手段を取らざるを得ないまでになっておりました。
戸数が少ないマンションは、管理組合の中の理事の数も少なく、理事長の意見が通りやすくなります。
自主管理のマンションではなおさら管理の目が行き届かず、誤った方向に行く可能性も高くなります。
今回の事例のような理事長の暴走を止めるのは、なかなか難しいものがあります。法的手段を行うこともできますが、時間と費用も掛かってしまいます。
小規模マンションを購入する際の注意点
・現在の理事長はどのような人かをヒアリングすること。
・管理組合の運営について、売主or仲介業者に確認すること。
・管理に係る重要事項調査報告書を契約前に取得し、内容を確認すること。
(修繕積立金なども記載があります)
etc…
上記の事項などを確認して、後々売却が難しいマンションを購入しないよう注意しましょう。
今回は私の経験談をまとめてみました。
このブログが少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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