REDSエージェント、宅建士の菊池です。物件のご内見時に注意して確認するべきポイントについてまとめてみました。物件を購入後に後悔しないよう、メモ代わりにご利用いただければ幸いです。
建物の外観
建物の外観を確認し、外壁や屋根に傷や劣化がないかをチェックします。
マンションの場合
自主管理のマンションでは要注意です。管理会社が入っているマンションは適切な周期で大規模修繕工事や補修が行われていることが多いですが、自主管理のマンションですと大規模修繕工事のタイミングは理事会によりますので、一定の周期で行われていないこともあります。
また、大規模修繕工事を行うかどうか見極めるための調査も足りておらず、適切に大規模修繕工事を行っていないマンションの場合は雨漏りが発生する場合もあります。
戸建ての場合
2階の屋根に雨染みがないか確認します。雨染みがある場合は雨漏りの可能性がありますので、追加の調査として「インスペクション(建物状況調査)」を依頼することも一つの方法です。
駐車場
駐車場の広さやアクセスが適切かどうかを確認します。特に車を所有する場合は重要なポイントです。
マンションの場合
都心部では機械式の駐車場が多く、サイズに制限があります。確認していなかったためにマンションの駐車場に入らず、車を買い替えなければならないといったことにもなります。
戸建ての場合
物件によって敷地が違うので、駐車をするときの想定が必要です。特に旗竿地や、私道の奥の土地など、難しい場合には注意が必要です。ドアを開けた時のことも考慮しましょう。
間取り・リフォームの可能性
間取り図を元に、各部屋の広さや配置が自分のニーズに合っているかを確認します。また、窓の位置や明るさも重要な要素です。
マンションの場合
どこの壁が壊せるのか、壊せないのか、図面と現地で確認が必要です。物件によっては直床と二重床があり、直床の場合は大幅な水回りの配置変えはできませんが、二重床は容易にできます。
戸建ての場合
マンションと同様に、配管や配線などの関係がありますので、可能であればリフォーム担当者による助言をもらうことをお勧めいたします。
設備・設備機器
内部の設備や設備機器(エアコン、暖房、給湯器など)が正常に動作しているかを確認します。
マンション・戸建て共通
使用後10年以上を経過している家電製品については、注意が必要です。数年後に新しい設備にリフォームすることも念頭に置いた方がいいと思います。
状態と清潔さ
内部の壁、床、天井などの状態をチェックし、清潔さにも注目します。
マンションの場合
特に、北側の居室についてカビっぽい臭いがしないかどうかを確認しましょう。サッシについては共用部となり個別での交換は難しいため、築年数が経過している物件のサッシは古いままのことが多く、建付けが問題なく動くかどうかの確認も必要です。
戸建ての場合
カビに加えて、シロアリにも注意が必要です。湿気の多いところにある木造戸建てについては、シロアリによる被害にも気を付ける必要があります。
ドアや窓についての建付けが問題ないかも確認しましょう。もし建付けに問題があり、床が斜めになっているようなことがあれば、建物が傾いているということになります。建物の傾きは一般的には新築住宅で1000分の3以内、中古住宅で1000分の6以内の傾きですと許容範囲内といわれておりますが、この数値以上の場合は、健康に影響がある可能性があるといわれているため注意が必要です。
防音性
隣接する部屋や階の音が気になる場合、防音性を確認するといいでしょう。
内見に行かれた際は、すこし話をしない静かなタイミングを作り、バルコニーの窓を開けた状態と閉めた状態のそれぞれで、外の環境音や隣接住戸からの音を確認することをお勧めいたします。最近のマンションでは複層ガラスと構造がよくなっており、遮音性は高いです。ただ、線路の近くや幹線道路の近くの物件は注意が必要です。
セキュリティ
防犯対策や建物のセキュリティ設備について確認し、安全性を確保できるかをチェックします。
マンションの場合
一般的には、戸建てよりもマンションのほうがセキュリティ性は高いといわれております。ただ1階住戸については注意が必要です。
戸建ての場合
戸建てはどうしても外部と遮断されない形態のため、場合によっては民間の警備会社への加入なども考慮する必要があります。
周辺環境・共用部分
近隣に必要な施設や店舗があるか、公共交通機関のアクセスがいいかどうかを確認します。マンションの場合は共用部分の確認もお忘れなく。徒歩距離は当然ですが、利用できるバスや、繁華街からタクシーを利用した場合の費用なども頭に入れておきましょう。
マンションの場合は、利用できる共用部分を確認し、可能であれば内見時に確認しておくことをお勧めします。特にタワーマンションですと、共用ラウンジ・ゲストルーム・フィットネスジムなど、豪華な共用部分があり、共用部分を利用することが多い方は、事前に使用方法などについて確認しておくことが大事です。
まとめ
上記はチェックポイントの一例です。ご自身のオリジナルのチェックポイント表を作成し、現地で照らし合わせながら内見されるのもいいと思います。ぜひご活用いただければ幸いです。
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