不動産会社のしつこい営業攻勢を避け、希望の中古マンションを探す方法 | 仲介手数料無料のREDS

野渡 行泰

REDSエージェント、宅建士の野渡行泰です。

これまでのブログにて不動産購入のプロセスや諸費用、各費用の内容説明をさせていただきましたが、今回のブログでは「中古マンションの探し方」についてご説明したいと思います。

中古マンション探しでは何から始めていいのかわからず、闇雲にポータルサイトから物件資料請求を行い、さまざまな不動産会社からの執拗な営業攻勢にあい、精神的に疲れてしまう方も多いのが実態でしょう。そこで、日々お忙しく動かれている皆様が、そのような執拗な営業攻勢にあうことなく、効率よく希望の中古マンションを見つけ、購入する方法を、順を追って解説いたします。

マンション購入

1.まず住みたいエリアを決める

まず「住みたいエリアを決める」ことから始めましょう。ご自身が希望する「予算」「広さ」「築年数」「駅からの距離」をもとにSUUMOやat homeなどのポータルサイトを見て、エリアを決めましょう。恐らく、勤務地、お子様の学校やご実家との距離なども考慮するべき要素になるかと思います。

複数のエリアが候補として残った場合は「第1候補、第2候補」といった具合に優先順位を決めると、この後の購入活動がスムーズになります。もし、希望するエリアがない場合は、優先順位の低い希望条件から順番に譲歩してエリアを決めるようにします。

2.候補となる中古マンションを見つける

エリアが決まったら、候補となる中古マンションを見つけましょう。主な方法としては以下の2つがあります。

  • ご自身で、SUUMOやat homeなどのポータルサイトで物件を探す
  • 不動産会社に問い合わせ、希望条件を伝えたうえで物件を紹介してもらう

どちらの方法でもよろしいかと思いますが、上記でも申し上げましたが、不動産会社に一度問い合わせをすると執拗な営業攻勢を受ける可能性が高いので、ポータルサイトなどで候補物件を見つけたら、問い合わせをせずに次の流れ(Googleで外観を確認)に行くことをおすすめいたします。また、不動産会社に問い合わせをする場合でも、以下の点を参考に選択してください。

  • 専門的な知識と経験を持つエージェントを選ぶ
  • コミュニケーションがスムーズであることを確認
  • レビューや口コミを確認

3.Googleで外観を確認

候補物件が見つかったらGoogle Mapで外観を確認しましょう。インターネットでマンション名を検索すれば場所が分かり、多くのマンションがGoogle Mapに掲載されている写真でマンションの外観を確認することができます。

マンションの外観だけでなく、周辺街区や道路環境、日当たり具合などもある程度わかるかと思います。

4.インターネットで周辺環境を確認

インターネットで候補物件のマンションが存在する場所の災害リスク、買い物環境、学校までの距離などを確認します。「〇〇区 ハザードマップ」と検索すると、行政で作成されている各種災害のハザードマップを見ることができます。同様に「〇〇区 学校区」と検索すると学校区を調べることができます。

買い物環境やそのほかご自身に関連する施設も含め、候補物件のマンションがどのような場所に存在するのかを確認しましょう。

5.口コミをチェックする

情報の真偽については慎重に見極める必要がありますが、マンションによっては、口コミサイトに現在の居住者や住んでいたことのある方による口コミが掲載されていることがあります。実際に住まなければわからないような情報を得ることができるため、近所トラブルや周辺環境などの問題がないかなどを調べたい場合にはおすすめの方法です。

「〇〇マンション 口コミ」と検索すると口コミが見られるケースがありますので、試してみてください。

6.現地に行き、周辺環境、部屋位置(眺望・日照)、管理状況を確認

ここまでのチェックで、候補物件としてあげた中古マンションが引き続き検討できるようであれば、現地に行きましょう。外観、周辺環境を確認し、部屋位置が分かるようであれば、日当たり具合や眺望の障害になるようなものがないかなども確認しましょう。また、植栽の管理状況やマンション周辺の清掃状況などを見れば管理状況も確認できると思います。

現地を確認する際はマンションの敷地内に入ると不法侵入になってしまうかもしれませんので、注意するようにしてください。

7.物件の内覧をする

ここまでのステップを経て、住みたい中古マンションが決まれば、扱っている不動産会社に問い合わせをして物件の内覧を申し込みます。実際に物件を内覧するときは、以下の点を確認しましょう。

  • 室内メンテナンス状況を確認してリフォーム費用がどのくらい必要か
  • 日当たり
  • 眺望
  • 風通し
  • 共用部(駐車場、駐輪場、ごみ置場、コミュニティスペースなど)
  • 管理状況確認

以前のブログでもご説明しましたが、インターネットなどで紹介されている物件の多くが、不動産業者専用の物件情報共有サイト(レインズ)に登録をすることが義務付けられています。これは、どの不動産エージェントを通して購入してもいいということを意味しています。

お住まいの購入は、多くの方々にとって一生に一度の大きな決断ですので、信頼のおける不動産会社・エージェントにお問い合わせすることをおすすめいたします。

以上が、日々お忙しく動かれている皆様が、不動産会社からの執拗な営業攻勢にあうことなく、効率よく希望の物件を見つける方法です。お客様にとって最良のお住まいに出合い、安心・安全な取引が行われることを心から祈念いたします。

 

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